チャプター 12

予期せぬルナ

キャロライン視点

ムーンライト・パックに戻ったとき、私はもう彼らの真のルナだった――少なくとも、首筋に刻まれた印がそう主張していた。選ばれたわけでも、祝福されたわけでもない。ただ……刻まれただけ。予想外で、歓迎されない印。

だが、もうそんなことはどうでもよかった。

なぜなら今、彼らは私にひざまずくのだから。

侍女も、衛兵も、群れの戦士たちも――誰もが膝を折り、私の命令に従った。最初は渋々で、背筋は硬く、視線は落ち着かずに泳いでいた。

けれど数週間もすると、ためらいもなく「ルナ・キャロライン」と呼ぶようになった。彼らが望んだルナではない。それでも彼らが手にしたルナは、私...

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